車のリコール2023年09月21日 11:50



 先日、「リコール等のお知らせ」と赤字で書かれた封書が届いた。送り主に覚えがない。

 で、送り主名をNetで検索してみると、2022年に設立された多国籍企業の新社名のことだった。幾つかの自動車会社が合併した。以前ニュースで読んでいたはずだが、合併後の名前までは記憶になかった。自動車業界も離合集散、生き残りに必死なのだ。

 開封してみると、所有車両に関するリコールの案内である。
 不具合の内容は「タイミングベルトにおいて、特定の燃料や添加剤の影響によるエンジンオイルの変質のため、エンジンオイルに浸された構造のタイミングベルトの劣化が進行しているものがある。そのため、タイミングベルトの表面が剥離してブレーキバキュームポンプが破損し、ブレーキ倍力装置の機能が低下する」。
 したがって、以下の処置を実施する「①タイミングベルトを点検し、劣化が確認された場合は、タイミングベルト、バキューム ポンプ、オイルフィルターを新品に交換する。 ②エンジンECUのソフトウエアを対策プログラムに更新し、倍力装置の機能低下に関する警告機能を追加する」。正規ディーラーネットワークに連絡し相談願いたい、との由。

 制動装置の不良であれば結構重大な事態である。さっそくディーラーに電話し予約をとった。その作業日が今日である。
 点検の結果、タイミングベルトに異状はなく、ブレーキ倍力装置は正常、エンジンECUのソフトウエアに警告機能を追加し、作業は1時間ほどで無事終了した。

 整備の担当者に話を聞いたところ、リコール対象は3万台、うち不良率は6%程度だという。
 やれやれ幸いなことに大事なかった。

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