シティフィルの来期プログラム2023年11月16日 21:58



 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の2024/4~2025/3のシーズンプログラムが発表になった。オペラシティにおける全9回の定期演奏会と、全4回のティアラこうとう定期演奏会である。

https://www.cityphil.jp/news/common/pdf/program_2024.pdf

 オペラシティの定期演奏会全9回のうち、常任指揮者の高関健が5公演、首席客演指揮者の藤岡幸夫が2公演を担当し、高関はブルックナー「交響曲第8番」、スメタナ「我が祖国」、マーラー「交響曲第7番」、ヴェルディ「レクイエム」などの大曲を、藤岡は得意のヴォーン・ウィリアムズ「交響曲第2番」、伊福部昭「釈迦」などを指揮する。ほかには鈴木秀美、小林研一郎が登場する。
 ティアラこうとう定期演奏会は出口大地と藤岡、それに高関が2公演を受け持ち、ポピュラー曲を集めた名曲コンサートとなる。
 飯守泰次郎を失ったシティフィルは辛い状況であろう。10年目のシーズンとなる常任指揮者・高関健と楽団にとっては、踏ん張りどころである。

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