神奈川フィルの来期プログラム ― 2025年09月18日 08:37
神奈川フィルハーモニー管弦楽団の来期(2026/4~2027/3)プログラムが発表された。音楽監督・沼尻竜典の就任5年目となる。定期演奏会は「みなとみらい」「音楽堂」「ミューザ川崎」と3つのホールでシリーズが用意されている。
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「みなとみらい」は9公演、うち8公演は邦人指揮者、残りの1公演は調整中となっている。沼尻は4公演に出演し、ショスタコーヴィチの「第5番」、ブルックナーの「第7番」、ベルリオーズの「イタリアのハロルド」、マーラーの「第3番」などを振る。沼尻監督以外では特別客演指揮者の小泉和裕、高関健、原田慶太楼、大植英次が登場する。
紅葉坂の「音楽堂」では小編成の曲を中心に4公演を開催する。注目は3月の喜古恵理香の指揮。
「ミューザ川崎」は<Beethoven Ring>と銘打って3公演、小泉和裕、コリヤ・ブラッハー、沼尻竜典がそれぞれベートヴェンの交響曲やブラームスの協奏曲などを披露する。
来期は「みなとみらい」シリーズの年会員を継続し、後日、東響の川崎定期と名曲全集との重複を考慮し、最大3公演を「音楽堂」か「ミューザ川崎」シリーズに振替えることになりそう。振替手続きが面倒なのは鬱陶しいが。
 
