書面での確定申告2024年02月19日 12:45



 そろそろe-Taxに切り替えよう、ということで、昨年、確定申告のついでに事前の手続きを済ませたのだが、もうひとつしっくりこない。で、今年も従来通り書面申告書に手書きをした。

 この数年はコロナ禍の影響もあったのか、税務署はガラガラ状態で、提出するにもそれほど苦痛ではなかったけど、今年は結構な混み具合だった。
 今日は、風雨が強い天候だったので電車+徒歩ではなく車を使った。これが裏目に出た。駐車場で30分ほど待たされたあげく、提出窓口にしばらく並んだ。

 やはり時間の無駄である、来年からはe-Taxへの移行を真面目に検討しなければならない。

せせらぎ緑道2024年01月10日 14:10



 交通量の多いバス通りから一本入ったところに小川が流れている。バス通りに並行し東西に流れる本川と、途中から寺の横を北に向かう支川とに分かれている。小川といっても自然の川ではなくて、市街化に伴い汚染されてしまった水路を親水空間として再生したものらしい。

 流れる水は下水処理場によって高度処理され、自然の小川を模した蛇行するせせらぎと、川に沿った遊歩道が整備されている。本川も支川も歩くとそれぞれ30分くらいかかる。川の両岸には戸建てやマンションなどが切れ目なく並んでいるから解放感はあまりない。そのかわりバス通りの騒音はほとんど気にならない。

 小川は人工的に造られたものとはいえ、自然石や土管、樹木などの材料を巧みに使っている。水草が繁茂し、鯉や小魚、ザリガニなどの水生生物も生息している。さまざまな野鳥が寄り付き、街中では珍しいコサギを見かけることもある。水深は最大で30cmくらい、浅いところでは10cmもないように見える。整備されてからけっこう年数が経っているので自然の景色にも負けないくらいだ。
 川沿いの遊歩道は狭いながら草花が植えられベンチもあって、散策するに気持ちがよい。老人や子供、ベビーカーのお母さんたちが行き交っている。「自転車は降りてください」と案内されているのに、たまに自転車に乗ったまま走り去る怪しからん輩がいることが残念だけど。

 この「せせらぎ緑道」まで家からは距離があり気楽に利用できないが、通院のついでに散歩をしている。「鯉に餌をやるな!」との注意書きはないようだから、今度は餌持参で訪れてみようかと思っている。

消防出初式2024年01月06日 13:26



 穏やかな天気のもと、散歩の途中の公園において消防出初式に出くわした。観客席が設置されていたので見学することに。ウーハン・コロナのせいで4年ぶりの本格的な出初式だという。広場を数百人がぐるっと囲んで見守る。

 優良消防団員や一般消防功労者の表彰のあと、防火防災協会長や県市会議員など来賓の挨拶があり第一部が終了。第二部は中学・高校のバトン部演技、消防総合演技、一斉放水と進み閉会した。消防総合演技は、車の正面衝突事故を想定し、救助活動と消火の模擬を披露。大勢の子供たちは、みな興味津々で通路の前に移動したり、パイプ椅子から身を乗り出して見ていた。十数本のホースを使った一斉放水はなかなかの迫力だ。

 出初式が終わり、明日は松の内もあける。今年は新年早々から大きな地震や事故が重なり、不穏な年明けとなってしまった。このさき災いが収束し平安な日々が続くことを祈るばかりである。

直管形LEDランプ2023年12月12日 11:05



 洗面台と台所の手元照明が一度期に駄目になった。両方とも10年ほど前の直管蛍光灯である。この機会にLEDに換えたいのだが、蛍光灯からLEDへの変更は照明器具本体を取り替えるか、安定器をバイパスさせる工事が必要だ、と以前何かで読んだ記憶がある。しかし、洗面台も台所も作り付けで器具本体を取り外すのは面倒だし、安定器のバイパス工事となればさらに厄介だ。

 蛍光灯ランプはまだ市中に流通しているものの、家電メーカーでの生産減少が続いている。すでに蛍光灯用の照明器具は製造中止になっている。今年の「水銀に関する水俣条約第5回締約国会議(COP5)」においては、一般照明用の蛍光ランプは2027年末までに製造および輸出入を禁止することが合意された。政府の「エネルギー基本計画」でもLEDなどの高効率照明について、2020年までにフロー(出荷)で100%、2030年までにストック(設置)で100%普及させることが目標となっている。

 望ましいのは、現行の照明器具本体そのまままでランプだけLEDへ交換することだ。改めて調べてみると、蛍光灯照明器具には「グロー式」「ラピッド式」「インバータ式」の3タイプがあり、点灯用のグローランプが付いているものであれば、工事不要で安定器を残したままLED化できるという。
 洗面台も台所も「グロー式」だった。ただし、従来型蛍光灯に換えてLEDを取り付けた場合、安定器が経年劣化によって機能を失うとLEDも点灯しなくなるというリスクがあるらしい。安定器の平均寿命は約10年といわれているが、完全に寿命が尽きるまで使うことにした。ということで直管型LEDランプを購入した。LEDは起動も早くチラツキもない。幸い今のところ支障なく点灯している

ネックスピーカー2023年10月03日 09:00



 邦画のセリフが聴きとれないことが多くなった。洋画は字幕があるからあまり不自由を感じないけど。音楽も再生装置を経由したものは個々の楽器が判別し辛い。小さな音は旋律を追うことが出来ない。音盤や放送、配信に向き合うのが億劫で、生演奏以外はほとんど聴かなくなってしまった。
 歳相応だから仕方ないものの不便といえば不便。ヘッドホーンやイヤフォンは外部の音が遮断され、耳に圧迫感があって長時間使用するのは難しい。で、ネックスピーカーを検討してみた。U字型をした首掛けスピーカーである。

 ネックスピーカーは、もともとSONYのアイデアだったと思う。いまでは家電、オーディオ専門、スピーカー専業、PC周辺機器メーカーが多くの製品をつくっている。
 もちろん高音質なものが望ましいが、重量や機能や装着感、そして肝心な価格を含めて判断しなければならない。結局、ネットでの評判や店舗での見聞を経て、PC周辺機器メーカーSANWA SUPPLYの400-SP090に決めた。

 重さは175gでネックスピーカーのなかでは中程度、装着してもあまり負担にならない。10時間ほどの連続再生が可能でバッテリーの容量もまずまず。モバイル用の充電器で給電しながら聴くこともできる。
 音質は低音がやや弱く音の迫力もそれほどでもないが、各音域ともクセがなく聴き疲れしない。人の声はよく聴きとれる。弱音での楽器の判別も容易になった。音漏れは当たり前にせよ耳元でスピーカーが鳴る仕組みだから音量を大きくしても知れている。
 防水仕様、低遅延コーディックを内蔵、マイクもついているからハンズフリー通話やテレワークにも対応している。もっともこれらの機能を活用することは殆どないが。
 YouTubeや録画した音楽番組の視聴が楽しくなった。邦画も躊躇なく観ることができる。今のところ大きな不満はなく快適である。