新日フィルの来期プログラム2023年08月19日 15:43



 新日本フィルハーモニー交響楽団が2024/2025シーズンのラインナップを発表した。佐渡裕監督にとっての2シーズン目、テーマは引き続いて「Wien Line」。ベートーヴェン、ブルックナー、マーラーなどウィーンの街で活躍した作曲家の作品を中心に据える。

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 すみだトリフォニーホールとサントリーホールの定期演奏会は同一プログラム。4月に開幕し、佐渡裕は3プログラムに登場、メンデルスゾーンの劇音楽「夏の夜の夢」、ブルックナーの「交響曲第7番」、マーラーの「交響曲第9番」などを振る。6月には今年度同様シャルル・デュトワが来日する(曲目は調整中)。11月には井上道義がショスタコーヴィチの「交響曲第7番」を披露。他には小泉和裕と久石譲が指揮をする。

 また、名曲シリーズである「すみだクラシックへの扉」はシーズン中8回開催され、ピアノの角野隼斗、小曽根真、アレクサンダー・ガジェヴ、ヴァイオリンの前橋汀子、ジュリアン・ラクリン、三浦文彰、チェロの宮田大らが集う。指揮者陣には大友直人、上岡敏之、ヤデル・ビミャミーニなどが加わる。

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