寒肥と土壌改良 ― 2021年01月28日 06:44
厳寒の1、2月は寒肥の季節、今年は土壌改良を併せてやってみた。
小さな庭である。3坪10m2足らず。その狭い庭に40種類以上の樹々や草花がひしめいている。低木が中心だが沈丁花、梔子、金木犀の三大香木も揃えた。庭を造りはじめて間もない。苗木から大きくしようと目論んでいる。土を改良して生長を促したいという魂胆である。
各樹木の周囲を掘り起し、ゼオライトと腐葉土を混ぜ合わせ、そこに有機肥料を投入した。ゼオライトは多孔質な網目構造の鉱物、目に見えない微小な多数の空洞を持つ石である。作物の成長に欠かせない肥料分を吸着保持する「保肥力」があり、土中の「保水性」や「通気性」も高めるという。土壌改良以外の用途では脱臭や湿気取り、水質浄化などに用いる。もともとは火山灰が変質したものだから国内各地で産出する。
今回使ったのは山形県米沢市板谷地区産、粒度は1~3mmの園芸用である。1袋20kgの半分くらいを庭の土にすき込んだ。標準使用量は1m2当り2kgといわれる。ほぼほぼ適量だろう。
植物にとって休眠期の冬の手入れは重要だ。これが上手く行くと、春の芽吹きが盛んになり、夏の成長を促す。
はてさて土壌改良の効果や如何に。