東響の来期プログラム2022年11月25日 09:31



 昨日、東京交響楽団の2023/4~2024/3のシーズン・ラインナップが発表された。
 サントリーホールでの定期が10公演、川崎定期が5公演、東京オペラシティシリーズが6公演、そのほかにミューザ川崎が主催する名曲全集が10公演、特別公演など。

https://tokyosymphony.jp/common/tso/images/pdf/press/press_20221124.pdf

 監督に就任して10シーズン目にあたるノットは、マーラーの「交響曲第6番」、ブラームスの「交響曲第2番」、ヤナーチェクの「グラゴル・ミサ」などを振る。
 前監督のスダーンはシューマンとブラームスの組み合わせ。若手のウルバンスキはシマノフスキの「スターバト・マーテル」、もう一人、ヴィオッティはベートーヴェンの「英雄」とR.シュトラウスの「英雄の生涯」を指揮する。

 ミューザにおける川崎定期会員は継続する予定。ただ困ったことに幾つか神奈川フィルの定期と重なっている。東京定期への振替で対応せざるを得ない。
 東京定期のなかではヴィオッティの両”英雄”だけは聴き逃せない。ノットのマーラーシリーズは今回の「交響曲第6番」で完結のはずで、名曲全集でも取り上げるから、ミューザ川崎へ出向く。

 あと先日の「サロメ」に引き続き、R.シュトラウスのコンサートオペラシリーズ第2弾の「エレクトラ」が特別公演として5月に開催される。これは必聴である。

https://tokyosymphony.jp/pc/news/news_4961.html