パシフィックフィルの来期プログラム ― 2022年01月03日 08:14
東京ニューシティ管弦楽団のHPに、パシフィックフィルハーモニア東京(2022/4/1に改名)の2022年度定期演奏会のラインナップが掲載されていた。
http://www.tnco.or.jp/
今まで東京芸術劇場で開催していた9回の定期公演のうち、7回はそのまま池袋で、2回はサントリーホールで開催される。別に練馬文化センターの1回と合わせ計10公演の詳細である。
このうち4月から新音楽監督に就任する飯森範親が半数の5公演を指揮し、ショスタコーヴィチの「交響曲第1番」、ホルストの「惑星」、ブルックナーの「交響曲第4番」などのほかは、本邦初演が3曲も含まれるという意欲的なプログラムである。
客演指揮者では鈴木秀美の「太鼓連打」と「エロイカ」、秋山和慶のエルガー「チェロ協奏曲」(ソロ/新倉瞳)と「不滅」あたりが期待できそう。
海外勢の指揮者は、6月のステファン・アズベリーと9月のオーギュスタン・デュメイの2人。ソリストは、5月のニュウニュウとマーティ・フリードマン、来年1月のヤン・インモの3人。
パシフィックフィルに限らないが、来日できるかどうかは変異株の流行次第、どの楽団も不安を抱えたままのプログラム発表である。