川崎大師2022年01月23日 16:47



 道の両側の、咳止め飴、久寿餅、おかき、煎餅などを売っている店を眺めつつ、駅から10分ほど歩き、川崎大師に参詣した。
 正式には金剛山金乗院平間寺という。本尊が厄除弘法大師さまで、もろもろの災厄をことごとく消除する、霊験あらたかな仏さまとして篤い信仰を集めている。
 以前、正月のとき人人人で大変な目にあった。で、その後は横着して少し遅らせてお参りすることにしている。
 それでも、この時期1月はたいそうな人出で、昨年もそうであったが、護摩祈祷の本堂のなかは人でびっしり、足の踏み場さえない。「密を避けてください」という綺麗ごとのアナウンスもない。悪鬼など加持祈祷によって逃散するのだろう。
 おみくじを引く男女や、献香所の人だかり、屋台で焼きそばやベビーカステラを買い求める家族連れなど、平間寺では、たしかに全員マスク着用ではあるけれど、数年前とほとんど変わらない日常が広がっていた。