沈丁花の挿し木 ― 2025年05月01日 17:04
5、6年を経て大きく育った沈丁花が、今年も白い花をたくさん咲かせた。
沈丁花は寿命が20〜30年と短く、10年くらいで突然枯れてしまうこともあるようだ。このため挿し木などして跡継ぎを用意しておくほうがいいという。
そこで、花が散った今、挿し木に挑戦することにした。挿し木は去年、五色南天や初雪葛で上手くいった。“柳の下の二匹目のドジョウを狙う”どころか、三匹目を狙うわけだ。
最も伸びた枝を選び、先端から15cmほどの長さで切り取り、上葉を数枚残し切り口を再度斜めに切ったあと1時間ほど水に漬けた。本当は切り口に発根促進剤を塗布したほうがいいのだが、あいにく手元にないためそのまま鹿沼土を入れた鉢に植えた。
2か月くらいで根が出てくるはずなのでその間は日陰で管理する。いや、夏の陽射しは危険だから秋まではこのままにしておく。
1年ほどで地植えできるようになるらしいが、いま庭には植え付けるためのスペースがない。場合によっては移植することなく、鉢での育成も想定して植木鉢は大きなものを選んだ。来年その時が来たら改めてどうするか考えることにする。
とりあえずは順調に根付いてくれることを期待しよう。