都響の来期プログラム2022年10月08日 13:54



 昨日、東京都交響楽団の2023年度(2023/4~2024/3)のプログラムが発表になった。

 https://www.tmso.or.jp/j/news/20105/

 東京文化会館、サントリーホール、東京芸術劇場のA、B、Cシリーズ各8公演のほか、サントリーのプロムナードコンサート5公演と、特別演奏会他の7公演である。

 音楽監督・大野和士はマーラーの「7番」、ターネジの「タイム・フライズ」、シューマンの「4番」などを、桂冠指揮者のエリアフ・インバルはショスタコーヴィッチの「9番」、マーラーの「10番」(補筆版)を振る。88歳のインバルは、この先、都響と3度目のマーラー全曲演奏に取り組むようだ。首席客演指揮者のアラン・ギルバートは「アルプス交響曲」や「第九」、終身名誉指揮者の小泉和裕はブルックナーの「2番」、プロコフィエフの「5番」などを指揮する。

 客演指揮者としては、山田和樹、尾高忠明、ヴァンスカ、ミンコフスキ、ゲッツェル、レネス、アクセルロッド、ヴィト、ジョン・アダムスなど。このなかではヴァンスカのシベリウス「5~7番」、ミンコフスキのブルックナー「5番」に注目。ジョン・アダムスの自作自演は話題になるだろう。