確定申告 ― 2022年02月16日 13:39
今日から確定申告書の受付がはじまった。
嫌なことは早めに片付けようということで、朝から下書きを精査しつつ清書し、午前中に税務署まで持参した。
以前は車で行っていたが、駐車場が狭いところに車が殺到して、駐車待ちで30分も40分もかかってしまう。だから、ここ数年は電車と徒歩である。
2つの最寄り駅から税務署まで、いずれも15分くらい歩く。今日は散歩日和で陽が注ぎ暖かい。歩道と車道との間には植込みがあって五色南天が真っ赤に色づいている。住居の生垣には椿か山茶花の花が盛りである(いまだにぱっと見で判別できない)。
そろそろ自分のところも寒肥を施し剪定をするなど、手入れしなければいけないな、とボンヤリ歩いているうちに目的地に着いた。
コロナ禍のせいだろう、昨年と同様、申告する人は疎ら。受付は5つの窓口があって待ち時間ゼロ、終了まで数分で済んだ。
考えるまでもなく既にe-Taxがあるのだから、暇材かけてわざわざ持参する必要はない。次回からe-Taxを検討してみよう。
ウインターコスモス ― 2021年11月03日 08:06
衆議院議員総選挙が終わって、今日は「文化の日」、戦前の「明治節」。
ウインターコスモスという花がある。コスモスという名が付いているが、コスモスの仲間ではなくキク科、別名ビデンス。原産地はメキシコらしい。
花姿は名前の通りコスモスに似ていて、コスモスの花が終わったころから咲き始め、冬まで花を楽しめる。葉や茎はコスモスよりしっかりしているから、コスモスのようにだらしなく倒れることはない。
先月、花壇のケイトウが駄目になったので、その跡地に植えた。いま、中心が黄色く周囲の白い小さな花がさかりで、目を和ませてくれる。
「民主主義は最悪の政治形態と言うことが出来る。これまでに試みられてきた民主主義以外のあらゆる政治形態を除けば」とはSir Winston Churchillの言葉だが、総選挙の結果は、とりあえずは国民の絶妙の判定だったようだ。
金木犀(キンモクセイ) ― 2021年09月16日 09:25
街を歩いていると、金木犀が匂ってくる。例年より少し早い。秋到来である。
しかし、うちの金木犀は、今年も花をつけそうにない。花どころか生命さえ覚束ない。葉を数えるとわずか10枚ほど、色も深緑のはずが黄緑に変色している。
数年前に庭らしきものを造り始めたとき、三大香木といわれるクチナシ、沈丁花、金木犀をいっぺんに植えた。
クチナシが一番威勢が良く、毎年たくさんの花をつけ株も大きくなった。
沈丁花は、花を咲かせるものの成長が緩慢で、ひところは葉も萎れ危なかった。最近は新芽を吹いて持ち直してきている。
金木犀だけはだんだん元気がなくなって行く。もともとが1m足らずの幼木だったから、花を見るには数年我慢しなければならないと知ってはいるが、2年3年経っても背丈は伸びず落葉するばかり。新しい葉も生えてこない。
金木犀は、樹皮がサイ(犀)の皮膚に似ているため木犀と名付けられ、仲間に銀木犀や柊がある。江戸時代に中国から渡来したというのが通説、日本で生み出されたという異説もある。育成がとりたてて難しい樹木ではないが、うまくいかない事例もあるのだろう。
近所の金木犀の香を羨ましく思いながら、何とか快復を、と祈るばかりである。
8月15日のカーネーション ― 2021年08月15日 08:51
ポットカーネーションは、直ぐに元気がなくなる。
「母の日」に買った鉢植えも1週間ほどで生気が失せてしまった。その月のうちに庭に移してみた。
花が終わったあと切り戻した。水枯れにだけは注意し様子をうかがっていたら、2カ月ほどで小ぶりだけど再び花が咲きだした。この8月、開花時期ではないのに真っ赤な花を幾つかつけている。
カーネーションはナデシコ科の多年草だけど育てるのが結構難しいらしい。ましてポットカーネーションとなると耐暑性、耐寒性が低いから、地植えにしたからといっていつまで持つかわからない。
もう一度切り戻して、秋の開花に挑戦しようか、と思案している。
雨の8月15日、終戦の日、盆中日……黙祷
七夕のシクラメン ― 2021年07月07日 06:55
今日は七夕。五節句のひとつ、星祭りとも。
笹に短冊の風習、牽牛織女伝説など、七夕に関連する行事や言い伝えは豊富である。
さて、シクラメン。クリスマスあたりに盛んに咲くサクラソウ科の球根植物。
布施明、小椋佳の『シクラメンのかほり』が有名なのだけど、実際はシクラメンに香はあまりない。球根を持つシクラメンは、花粉を撒き散らすための虫を集めなくてもいいから、匂う必要がない……たぶん。
冬の花の代表格であり、開花期は10~4月。暑さに弱いのは当たり前だが、寒さにも弱いデリケートな植物。一般には室内に置いて鉢植えで管理することが多い。
耐寒性を改良したガーデンシクラメンとなると屋外でも育てることができる。といっても、やはり夏は苦手なため、ワンシーズン限りの楽しみ方が普通のようである。しかし、本来は球根植物なので上手に育てれば何年でも花を咲かせることができるらしい。
で、今年はそのガーデンシクラメンの夏越しに挑戦している。花が咲き終わった5月、南側の日向から東側の半日蔭に移植した。移し替えて2か月ほど経ったこの時期、また再び花を付けている。クリスマスではなく七夕のシクラメンだ。
夏越しは道半ばだが、この調子で夏を凌いで、冬また沢山の花を付けてくれたら嬉しい。
七夕にシクラメンの花を見せてもらえるとは奇妙な気分である。