日フィルの来期プログラム2022年03月19日 07:56



 日本フィルハーモニー交響楽団のシーズン開始は秋。10日ほど前に2022年9月から1年間の定期演奏会のラインナップ(速報)がHPに掲載されていた。
 東京定期が金・土曜日の連続開催で10プログラム20公演、横浜定期が東京定期とは別プログラムで10公演ある。

 https://japanphil.or.jp/sites/default/files/2022%EF%BC%8F2023%E5%AE%9A%E6%9C%9F%E9%80%9F%E5%A0%B1r.pdf

 東京定期では桂冠指揮者兼芸術顧問のラザレフ、首席指揮者のインキネン、首席客演指揮者のカーチュン・ウォンが、それぞれ秋季と春季に登場。正指揮者の山田和樹は秋季に、桂冠名誉指揮者の小林研一郎と芸術顧問の広上淳一は春季に出演する。
 演目としてはインキネンのシベリウス(2023/4)、カーチュン・ウォンの伊福部+バルトーク(2023/1)と芥川+ヤナーチェク(2023/5)が面白そう。カーチュン・ウォンはこの5月にも伊福部の「リトミカ・オスティナータ」を振る。聴く機会が増えそう。宗旨変えが必要かも。
 横浜定期は指揮者も演目も調整中が幾つかあるが、ラザレフの2公演、とくにショスタコーヴィチの「レニングラード」(2023/6)に注目。