タイヤ交換2025年06月02日 10:28



 定期点検のさい「来年の車検までにはタイヤを交換したほうがいいです」と言われた車、もう8年乗っている。普段は買物に使うだけだから走行距離はたいしたことないものの経年劣化はそれなりだろう。
 で、思い切って交換することにした。すべてディーラー任せにして作業は1時間足らずで済んだ。ところが車が戻ってみると、もとのミシュランにかわって名前も知らないタイヤを履いている。

 担当者にどこの製品かと聞くと「グループ会社全体で積極展開しているメンテナンス・修理用の部品ブランドです」とのこと。
 グループに所属する各メーカーのエンジニアが選定した補修部品で、本社が安全性など検証テストを行い、純正部品と同等の品質が確保されているものをリーズナブルな価格で提供しているのだという。
 このコンセプトは処方箋薬局で耳にする「ジェネリック医薬品」に似ている。だから当初は部品ブランドの認知度が低いこともあって「ジェネリックパーツ」という言葉でもって市場拡大を図ってきたという。

 タイヤ交換してからそれほど乗ってはいないが、路面からの当たりは柔らかくその分車内は静かになった。挙動は誰しもがわかるほど軽やかで上々。今のところすこぶる快適である。
 とまれ、長く乗りたいオーナーにとっては自動車メーカー推奨のリーズナブルな補修部品が用意されていることは喜ばしい。最良のパーツであるかどうかは別としてオーナーに寄り添ったメーカー及びディーラーのサポートだと納得した次第。