読響の来期プログラム2024年11月12日 09:33



 読売日本交響楽団の2025年4月~2026年3月のシーズンプログラムが発表された。併せて常任指揮者ヴァイグレの任期が3年間延長され、2028年3月末まで常任指揮者のポストを担うことになった。

https://yomikyo.or.jp/2024/11/Yomikyo_2025-26_Program.pdf

 プログラムはサントリーホールの定期演奏会と名曲シリーズ、東京オペラシティ コンサートホール(前半)及び東京芸術劇場 コンサートホール(後半)における土曜/日曜マチネーシリーズ、横浜みなとみらいホールの横浜マチネーシリーズの4シリーズである。

 ヴァイグレは7シーズン目となり、ハンス・プフィッツナーのカンタータ「ドイツ精神について」の日本初演をはじめ、ブラームス、R.シュトラウスなど13公演を指揮する。
 今季から首席客演指揮者を務めるユライ・ヴァルチュハは「大地の歌」や「英雄」と「メタモルフォーゼン」のカップリングなどを披露する。
 桂冠指揮者のシルヴァン・カンブルランは7月に登場。クリエイティヴ・パートナーの鈴木優人はシーズン終わりの3月にメンデルスゾーン版の「マタイ受難曲」などを振る。メンデルスゾーン版「マタイ受難曲」は以前東響の定期においてプログラムされていたが、コロナ禍で中止となってしまった。オケが変わるものの注目の公演である。
 そのほか客演指揮者としては、ハンブルク州立歌劇場の総音楽監督であるケント・ナガノ、オクサーナ・リーニフ、山田和樹などが登場する。