神奈川フィルの来期プログラム2022年10月27日 20:05



 神奈川フィルハーモニー管弦楽団の来年4月から1年間(2023-2024)のプログラムが発表された。
 みなとみらいホールに戻っての定期演奏会が9回、県民ホールでの名曲シリーズと県立音楽堂での音楽堂シリーズが各3回。それ以外に特別演奏会と東京公演がある。

https://www.kanaphil.or.jp/_app/wp-content/uploads/2022/10/78af346839f47eaec841182f9c478920.pdf

 定期演奏会は、沼尻音楽監督のショスタコーヴィチ「レニングラード」でスタートする。沼尻は再来年の2月に再登場しマーラーの「夜の歌」を取り上げる。同月の東京公演でも「夜の歌」を聴くことができる。
 特別客演指揮者の小泉和裕は、ブラームスをメインに据えた。7月には「4番」を、1月には金川真弓を迎えての「ヴァイオリン協奏曲」。
 海外からの指揮者は3名、それぞれブラームス、バルトーク、ドヴォルザークの名曲を振る。
 来期定期演奏会の締めは広上淳一で「我が祖国」、これも面白そう。

 もうひとつ、6月の特別演奏会に注目。演奏会形式で「サロメ」、京響、九響との共同企画だという。「サロメ」は来月ノット×東響が公演する。聴き比べが楽しみ。

 定期会員を継続することになろう。