2024/9/13 志野文音 「アルハンブラの想い出」2024年09月14日 09:09



お仕事終わりに ワンコインコンサートVol,2
  志野文音のクラシックギター リサイタル

日時:2024年9月13日(金) 19:00 開演
会場:かなっくホール
出演:ギター/志野 文音
演目:A.ルビーラ/禁じられた遊び
   F.タレガ/アラビア風奇想曲
   横尾幸弘/さくらの主題による変奏曲
   A.C.ジョビン/Felicidade
   志野文音/碧い月
   F.タレガ/アルハンブラの想い出
   C.コリア/SPAIN
   A.ピアソラ/リベルタンゴ
   

 学生のとき下宿住まいをしたことがある。いや下宿というのは正確ではない、学生用のアパートである。2階建ての安普請で10部屋くらいあっただろうか。その2階にクラシックギターのすごく上手い奴がいた。しょっちゅうギターを爪弾いていたから、ときどきその部屋に出向いて聴かせてもらった。ソルとかカルリ、カルカッシといった作曲家の名前を覚えたのも彼のおかげだった。「禁じられた遊び」はもちろん知っていたが、「アルハンブラの想い出」はそのときが初めて。たちまち魅了された。一本の弦をトレモロで弾く奏法がカッコよくて痺れた。
 身体を壊したためアパート暮らしを半年ほどで切りあげ実家に戻った。彼とはそれっきりになってしまった。学部も履修科目も違っていたから再び顔を合わせることはなかった。しかし「アルハンブラの想い出」の憧れだけは残った。何とか自分で弾こうとギターを買った。我流で挑戦してみたが、譜面をまともに読めない、指も不器用で思うように動かないとなれば、挫折するまでそんなに時間はかからない。新品のギターが勿体なかった。あとはコードをまさぐってフォークソングの真似事をしていたものの、それもいつしか飽きて、ギターは埃にまみれるばかりだった。
 就職して何年かのち転勤を命じられ一人暮らしをはじめると、どうしてか「アルハンブラの想い出」が懐かしく、頻りにまた弾きたいと思うようになった。本格的にギターを習おうという邪悪な考えが頭をもたげ、個人レッスンなどという暴挙に及ぶこととなる。今となってみるとトチ狂っていたとしか思えないのだけど、建孝三という当時はそれなりに名の知れたギタリストのところまで通った。
 ソルやカルカッシなどの練習曲を繰返し勉強した。だけど、いよいよ思い知ったのは自分には露ほども音楽の才能が備わっていないということだった。1年たっても「アルハンブラの想い出」の数小節も弾けない。で、結局は諦めるより仕方ない。音楽は聴くことに専念しようと。こそばゆいようなほろ苦いような記憶である。

 ギター演奏会に出向くのは、束の間の先生だった建孝三のリサイタル以来だから何十年ぶりかである。チラシの演目で「アルハンブラの想い出」をみた。「リベルタンゴ」や「スペイン」も。交通の便がよいホールで、ワンコインで、仕事帰りあるいは夕食後の1時間、女性ギタリストが弾くという。このホール、普段なら中段より後ろに座るのだが、今回はかぶりつきとはいわないまでも舞台前方から数列目に陣取って楽しむことにした。

 上が白、下が黒の、シンプルでゆったりした装いの志野文音が登場した。綺麗なお嬢さん。しばし黙考し即興風にギターをかき鳴らす、そのうちあの「禁じられた遊び」のメロディを普通に弾いたあと、幾つかのバリエーションを施した。お馴染みの「禁じられた遊び」がとても新鮮に聴こえた。
 1曲終えるごとに楽曲の解説やギターの奏法などのお喋りを挟んで進行する。「アラビア風奇想曲」はむかし聴いた覚えがある。「さくらの主題による変奏曲」は琴の音色がする。「フェリシダージ」はブラジルのアントニオ・カルロス・ジョビンが遺したボサノヴァの名曲、リズムが心地よい。
 奏者自らが書いた「碧い月」を経て、「アルハンブラの想い出」。音楽は一瞬にして時を超える。学生アパートの窓枠に腰をかけ手摺に身を寄せ弾いていた彼の姿が見えたような気がした。
 ロドリーゴの「アランフェス協奏曲」のアダージョを引用して始まる「スペイン」。オスティナートが印象的。もともとフュージョン・バンドのため書かれたものらしいが、いろいろな楽器にアレンジされる。ギター独奏となるとコードとメロディー、リズムを忙しく刻み観ているだけでも壮観。
 最後は「リベルタンゴ」。言わずと知れたピアソラの代表作。これもギター、ヴァイオリン、チェロ、ピアノソロからサクソフォーン、フルート、弦楽などの四重奏、タンゴ楽団、通常のオーケストラまで様々な楽器でもって演奏される。ギター一本でも音楽の迫力は半端ない。大いに盛り上がって予定の演目を終了、アンコールは一転し哀愁の「ニュー・シネマ・パラダイス」を弾いてくれた。

2024/8/4 あこがれ inかなっく モーツァルト「コジ・ファン・トゥッテ」2024年08月04日 19:42



あこがれ inかなっく Vol.3
モーツァルト「コジ・ファン・トゥッテ」(ハイライト)

日時:2024年8月4日(日) 14:00 開演
会場:かなっくホール
指揮:高橋 健介
出演:ソプラノ/嘉目 真木子(フィオルディリージ)
   メゾソプラノ/遠藤 千寿子(ドラベッラ)
   ソプラノ/雨笠 佳奈(デスピーナ)
   テノール/澤原 行正(フェランド)
   バリトン/大川 博(グリエルモ)
   バリトン/大島 嘉仁(ドン・アルフォンソ)
   ピアノ/寺本 佐和子


 呉市ではじまった「あこがれプロジェクト」の横浜引っ越し公演。第3回目はいよいよモーツァルト。「コジ・ファン・トゥッテ」を“恋人たちの学校”という副題そのままに、舞台背景を学校の教室に見立てた上演。昔、晴海の第一生命ホールにおいて似たような公演を観たことがある。
 今回の歌い手は嘉目、澤原、大川のいつものメンバーに新たに遠藤、雨笠、大島が加わった。指揮とピアノは変わらない。

 正味2時間のハイライト版。ナポリの屋敷や庭園を学校の教室に読み替えた舞台ながら、劇としてしっかり見せるという方針なのか台詞に当たるレチタティーヴォ・セッコを丁寧に扱っていた(日本語字幕が広島弁?には笑ってしまったが)。
 その一方、第1幕における「毎日お手紙を下さいね」「風は穏やかに」「岩のように動かない」などのアンサンブルやアリアが省略されたり短縮されていたのは残念。第2幕のドラベッラやフィオルディリージが変装した恋人たちの誘惑に負けるところや、終盤の結婚式を経て真相が明かされる四重唱や六重唱では改めてモーツァルトの音楽の凄みを味わうことができたけど。
 今日初めて聴いた声楽家のなかではデスピーナを演じた雨笠佳奈に注目した。透明感のある声や軽快な動作が魅力的、バルバリーナやツェルリーナ、パパゲーナなども適役だろう。

 小さなホールでの一流の歌手たちの熱唱は贅沢な時間だったが、歌と劇との融合という面ではちょっと中途半端になってしまった。
 モーツァルトのオペラは、思い切ってアリアと重唱に絞り込んだ演奏会形式か、読み替えも省略もない本格的な舞台公演のどちらかで観賞するほうがよさそうだ。

2024/3/20 ファミリー・クラシック ピアノ四重奏版「エロイカ」2024年03月20日 20:38



ヴィアマーレ・ファミリー・クラシックVol.23
 ピアノ四重奏で聴くベートーヴェンの「英雄」

日時:2024年3月20日(水祝) 14:00開演
会場:はまぎんホール ヴィアマーレ
出演:ヴァイオリン/戸原 直、直江 智沙子
   ヴィオラ/大島 亮
   チェロ/上森 祥平
   ピアノ/嘉屋 翔太
演目:ピアノソナタ第23番ヘ短調Op.57
     「熱情」より第1楽章
   ヴァイオリンソナタ第5番ヘ長調Op.24
     「春」より第1楽章
   弦楽四重奏曲第13番変ロ長調Op.130
     「カヴァティーナ」より第5楽章
   交響曲第3番変ホ長調Op.55「英雄」
     (リース編曲ピアノ四重奏版)

 久しぶりに演奏会をハシゴした。モーツァルト・マチネからファミリー・クラシックへ。両公演とも昼開催で、会場も比較的近い。JRの川崎から桜木町まで約20分、桜木町の駅前で昼食をして、余裕でヴィアマーレへ。ヴィアマーレは横浜銀行本店にある客席数約500人のホールで、以前利用したことがある。音響もなかなか優れている。

 演奏会の全体は二部構成で、第一部は神奈川フィルの企画担当である鎌形昌平さんのレクチャー付きコンサート。鎌形さんは若いけど達者なお喋り。ベートーヴェンの生涯と作品をさらりと語り、その間に演奏を挟み込む。
 最初は「熱情」の第1楽章から。ピアノソロはゲストの嘉屋翔太、弱冠23歳、フランツ・リスト国際ピアノコンクールで最高位を獲得している。重心の低い力強いピアノ。次いで、これもゲストの戸原直が登場し、嘉屋とともに「春」の第1楽章を。戸原は今年1月に読響のコンマスに就任した。しなやかで甘い響きが「春」にお似合い。最後に、神奈川フィルの首席たち(Vn.直江、Va.大島、Vc.上森)が戸原とともに弦楽四重奏を組んで「カヴァティーナ」(「第13番」の第5楽章)、臨時編成とは思えないほど息の合った演奏。ピアノソナタ、ヴァイオリンソナタ、弦楽四重奏曲の良いとこ取りの前半だった。

 第二部が神奈川フィルの3人と嘉屋翔太によるピアノ四重奏版の「エロイカ」。
 室内楽版に編曲したのはフェルディナント・リース。リースは、ベートーヴェンの弟子であり友人でもあったピアニスト。シンフォニーの演奏機会が少なかったコンサート・ビジネスの黎明期には、サロン・コンサート用に多くの管弦楽作品が編曲された。楽譜出版社の売上にも貢献したのだろう。室内楽版は作曲者自らが編曲する例もあるが、「エロイカ」の場合はベートーヴェンの弟子のリースとフンメルがそれぞれのヴァージョンで編曲しているという。
 室内楽版はやはりピアノが骨格をつくっていく。ゲストの若い嘉屋翔太が驚異的な働きをみせた。重厚な響き、余裕のあるダイナミクス、スムーズな緩急、的確なパウゼ、弦楽器奏者との呼吸や手際よさにとても感心した。
 各楽章ともそれぞれ興味深く聴いたが、圧巻は最終楽章、ベートーヴェンの途方もない着想と技法が詰まった変奏曲たちの場面は、奏者がたった4人であることを忘れるほどの迫力。とくにコーダに向けての第9変奏と第10変奏は、まさに肌が粟立つような演奏だった。

2024/1/24 クァルテット・インテグラ+山崎伸子 シューベルト「弦楽五重奏曲」2024年01月24日 21:31



山崎伸子プロデュース「未来に繋ぐ室内楽」Vol.7
 クァルテット・インテグラ

日時:2024年1月24日(水) 14:00開演
会場:フィリアホール
出演:クァルテット・インテグラ
    ヴァイオリン/三澤 響果、菊野 凛太郎
    ヴィオラ/山本 一輝 
    チェロ/パク・イェウン
共演:チェロ/山崎 伸子
演目:ハイドン/弦楽四重奏曲 ロ短調 第37番/Op.33-1
   バルトーク/弦楽四重奏曲 第2番/Op.17 
   シューベルト/弦楽五重奏曲 ハ長調 D956


 山崎伸子がプロデュースする室内楽シリーズ、第1回に出演したクァルテット・インテグラが7年ぶりに再登場。この間にクァルテット・インテグラはバルトークコンクールで優勝し、ミュンヘンコンクールで第2位と聴衆賞受賞している。
 クァルテット・インテグラのチェロ・築地杏里は昨年末で退団した模様で、パク・イェウンに代わったが、このままパク・イェウンがメンバーに加わるかどうかは不明。
 演目は山崎さんが参加して師弟共演となるシューベルトの大曲「弦楽五重奏曲」がメイン。加えてハイドンの「ロシア四重奏曲 第1番」とバルトークの「弦楽四重奏曲 第2番」というお腹が一杯になりそうなプログラムである。

 最初はハイドン、6曲からなる「ロシア四重奏曲」のうちの「第1番」。その後の弦楽四重奏曲の形式と内容を方向づけた作品のひとつ。モーツァルトはこれら「ロシア四重奏曲」に触発され、「ハイドンセット」6曲を苦心惨憺してつくった。
 第1楽章は軽やかさのなかにもほんのりとしたペーソスをたたえる。第2楽章はメヌエットではなくスケルツォ、カノン風に進行する。第3楽章は優美そのものながら哀感を隠しようがない。第4楽章はプレスト、悲しみを振り払うように超スピードで駆け抜ける。クァルテット・インテグラの描くハイドンは、若々しく溌剌としていた。

 プログラムの真ん中に置かれたのはバルトークの「第2番」。この曲は難物。ハイドンを聴いたあとの耳にとっては、とてつもなく抵抗感が強い。
 第1楽章はハンガリーの民俗音楽の旋律がモチーフされているようだが、悲壮感がただよい緊張感を強いられる。
 第2楽章は民謡風の断片がスケルツォのように暴れまくり、スリリングな展開が続く。クァルテット・インテグラの楽器と格闘する様子や、出てくる音の強靭さを聴いていると、スポーツ競技を応援しているように手に汗握る。この第2楽章は高昌帥が吹奏楽用に編曲している。吹奏楽版もなかなか聴きごたえがある。
 第3楽章は終始おどろおどろしい。ほぼ無調といっていい。徐々に盛り上がるがヒステリックな感じはなく、クライマックスが静まったあと低弦のピッチカート2回であっけなく終わる。

 最後は山崎伸子が加わってシューベルトの遺作。死の直前に完成されたチェロ2挺を含む「弦楽五重奏曲」。モーツァルトやベートーヴェンの「弦楽五重奏曲」はヴィオラ2挺であるから異形の編成である。低音が補強され重心の低い音域が実現している。曲の規模や構成、楽想の豊かさの面でも室内楽曲としては破格で、孤高の作品といえるだろう。
 
 第1楽章は弱音で始まる。美しい第1主題が疾走する。第2主題は倍加したチェロを活かし、重みのある低音がおおらかに歌う。清らかさと抒情が体にしみ込んでくる。
 第2楽章が有名なアダージョ。楽想は崇高でありながら屡々はっとするような深淵をみせる。楽章がはじまってすぐに山崎さんのピッチカートのうえをSQのメンバーが歌う。ここで目頭が熱くなり落涙。このピッチカートの威力は絶大で、あるときは天国的に、あるときは悲劇的に聴こえる。言葉を失う。シューベルトは何という音楽を書いたのだろう。
 第3楽章のスケルツォは、ブルックナーに大きな影響を与えたに違いない。冒頭から活気がみなぎり各楽器が躍動する。バイオリンが弾け、チェロの二重旋律が輝かしく強烈に鳴る。中間部はコラール風の主題によって荘厳な空気に満たされる。この主題がゆるやかな起伏を辿った後、再び活気が戻る。たしかにブルックナーのスケルツォの先行事例がここにある。
 第4楽章はアレグレット。舞曲風の第1主題が奏された後、第1楽章と関連した第2主題が提示され、2つの主題が入れ替わりながら進行する。悲哀が徐々に強まっていく。最後はプレストで畳みかけるが、大きく高揚するコーダではなく、重々しい和音で全曲が閉じられた。

 久しぶりに山崎さんにお会いしたが、だいぶ御歳を召された。ひとまわり小さくなった。しかし、衰えはまったく感じられない。陰影が濃く多彩な表現は変わらない。表情は一段と深みを増したように思う。
 シューベルトの「弦楽五重奏曲」については、さまざまなことが言われてきた。伸びやかなメロディ、色彩感覚に優れた和声、予測不能の転調などと。そして、この曲は完璧でありながら謎めいているとか、音色の謎を完全に解き明かすことはできない、と嘆く人もいる。シューベルトは、その感受性に満ちた深い情緒をたたえた音楽によって、人間の思考や理解が途絶えた、彼岸の世界を描き出したのだろう。

2023/10/4 直江智沙子 ヴァイオリン・リサイタル2023年10月04日 14:34



神奈川フィル “ブランチ”ハーモニー inかなっく

日時:2023年10月4日(水) 11:00 開演
会場:かなっくホール
出演:ヴァイオリン/直江 智沙子
   ピアノ/河野 紘子
   司会/榊原 徹
演目:エルガー/朝の歌 op.15-2
   クライスラー/Tenpo di Minuetto
   パラディス/シチリアーノ
   マスネ/タイスの瞑想曲
   フォスター/金髪のジェニー
   フランク/ヴァイオリンソナタ


 今年の神奈川フィル“ブランチ”ハーモニーは、この直江智沙子のリサイタルのみを聴くことにした。神奈川フィルの顔といえば断トツで石田泰尚だが、第2ヴァイオリン首席の直江智沙子やオーボエの古山真里江、ホルンの坂東裕香など若い女性奏者の活躍も目覚ましい。

 注目はフランクの「ヴァイオリンソナタ」。その前に小曲を披露。いずれも耳慣れた穏やかな曲で、平日昼の雨のコンサートにお似合い。直江さんのヴァイオリンは艶やかでしっとりとした音色、まったくガサガサしたところがなく滑らかで心地よい。

 途中、進行の榊原さんとセカンドヴァイオリン談義が交わされる。第2ヴァイオリンの役割は、第1ヴァイオリンが弾きやすいように支えること、そして、ヴィオラやチェロ、コントラバスに受け渡して行くこと、それが楽しくてやりがいがある、と直江さん。弦合奏におけるコミュニケーションの中心的存在ね、と榊原さん。

 最後にフランクの「ヴァイオリンソナタ」。フォルテや速いパッセージでもヒステリックにならない。温厚で美音を保って弾き続ける。それが面白くないかというとそうではない。効果を狙うような音づくりと違い、確かな技巧によって音楽がじわっと立ち上がってくる。第2楽章の終わりで拍手が起こるほどの演奏だった。

 以前、新日フィルのビルマン聡平のリサイタルでも感じたが、セカンドヴァイオリンにこれほどの名手がいてオケを支えている。オケメンバーそれぞれの力を引き出し、音楽家たちをまとめあげることのできる指揮者であれば、時としてオーケストラがとんでもない演奏を生み出すのは当たり前のことだ、と改めて納得した次第。

 直江さんもピアノの河野さんも同じくらいの背格好。2人とも淡く落ち着いた色調のドレスを纏い、登場したときから舞台が明るくなった。そのまま温かい雰囲気の1時間を過ごした。直江ファンも集まっていたようで会場はほぼ満席だった。